【美容師徹底解説】ショートヘアのためのセルフインナーカラー♡
2021/02/22
火曜日
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NATSUYA(ナツヤ)青山・表参道にある美容院(美容室)>ブログ>【美容師徹底解説】ショートヘアのためのセルフインナーカラー♡
2021/02/22
こんにちは。
表参道の隠れ家サロンNATSUYAのトップスタイリスト田野です。
今回は、ショートヘアの方に向けたセルフインナーカラーの徹底解説をしていこうと思います。
ブリーチなども用いて行うセルフインナーカラーは、色むらになりやすく失敗もしばしば…
失敗しやすい注意点や、こうすると発色が良くなる!など美容師ならではのアドバイスも踏まえてご説明していきます。
私たちNATSUYAは髪の乾かし方や、スタイリングの方法などアフターサービスにも特化したショートヘアのプロ集団です。
これまで2万人以上のあらゆる髪質や骨格のショートヘアのお客様を担当してきました。
ご自宅でも簡単にできるヘアセットの方法などもぜひご相談ください。
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今トレンドのデザインカラーでもあるインナーカラー。アクセントカラーとも呼ばれ髪の内側を染めるカラーのことです。髪をかき上げた時や、耳にかけた時、編み込みのアレンジをした時や、巻き髪で動きが出た時など、ちらっとさりげなく内側から覗くインナーカラーは見せ方次第で色々な演出が可能なのがおしゃれで魅力的です。
もちろんショートヘアの方にもオススメです。さりげないおしゃれ感が出るのでむしろショートヘアさんにぴったりですよ!
内側の隠れる部分だけ違う色で染めるため、表面的にはワンカラーのスタイルに見えます。そのため派手なカラーができないOLさんや職場がちょっと厳しいいけど少し遊びを取り入れたい!なんて方にとっても人気なんです。もちろん黒髪の方も、全体カラーをしている方にも相性が良いインナーカラーは、大胆なカラーチェンジには抵抗があるけれど、「毎回なんとなく同じカラーで飽きてきた」という方にオススメのイメチェン方法です!
ショートヘアの方は特に短いから髪型を変えるのもなかなか難しいですよね?そんな時にインナーカラーは周りにもちょっと差をつけられて一気におしゃれヘアになれる魅力の1つなんです!
髪をかき上げた時にさりげなくチラッと見えるカラーがショートヘアを更にオシャレに見せてくれます。あまり入れ過ぎないのがサラッと決めるポイントです。
オレンジのインナーカラーはとても肌馴染みがいいので、比較的挑戦しやすいカラーです。もみあげの部分に入れることで耳にかけた時にチラッと見えるのがオシャレのポイント。
インナーカラーでもピンク系は甘くなりすぎるのでは?と思われがちですが、暗めのピンクなら自然な感じで派手な印象になりません。甘過ぎず、モードな雰囲気でトレンドのオシャレヘアに挑戦してみては?
髪の毛を巻いたり、アレンジすると見える襟足インナーカラーはおしゃれ上級者☆
学校や職場が厳しい方にも人気のさりげない大人インナーカラーです。
ベースの色味とコントラストをつけすぎないナチュラルなインナーカラー。
くびれボブの動きの中に、さりげなく入っている優しいグレージュが大人っぽくおしゃれです。
タイトなミニボブでクールなスタイル。
ベースは地毛か、もしくは地毛に近い暗めのアッシュグレーで大人っぽく。
インナーカラーは、ブリーチ後黄味をなるべくかき消したホワイトシルバーです。
重めのショートボブには、遊び心たっぷりのピンクバイオレットを。
全頭でなく、インナーカラーだからこそ楽しめるオロみで、とびっきりおしゃれを楽しみましょう。
大人女子には派手すぎ?と懸念されがちなインナーカラー。
しかし、大人女子にこそおすすめしたいインナーカラーの利点が‥♡
30代、40代の女性がきになるお肌の色味。
インナーカラーはフェイスラインに明るい色味を持ってくることで
レフ板効果で、お顔の色味がワントーン明るく見えちゃうんです☆
お仕事や、家事・育児で忙しい日々。
30代40代の忙しい日々、毎日丁寧に髪の毛のアレンジなんてできないですよね。
そんな時にインナーカラーが入っていることで、ただ結ぶだけでも一気におしゃれに見せちゃうことができるんです!
インナーカラーと言っても、明るいカラーをするだけでなく、あえて暗いカラーを内側にするのもOK♡
前髪のインナーにダークブラウンを入れることで、シャドー効果で小顔効果も狙えます!
ブリーチなしでできるインナーカラーなのでおすすめです。
今回は、そんなおしゃれで垢抜けるインナーカラーをご自分でやる方法をご紹介いたします。
セルフインナーカラーで1番大切なのは、ブロッキング。
ここでデザインが大きく変わります。
今回ご紹介するブロッキングの取り方は1番ベーシックな形です。
これよりも広めたり、狭めたりして自分の好きなブロッキングを見つけでみてくださいね。
準備物
●シリコンゴム4〜6本
(カラー剤がついてしまうので、使い捨てできるものがおすすめです)
●ヘアゴム、ヘアクリップ
(カラー剤がつかないように髪の毛を止めておくために使用するので、ゴムやピンなど形状は問いません。)
まずこめかみの出っ張っている部分から指一本分の点から真横に髪の毛を分けとります。
邪魔な上の部分の髪の毛は、ブリーチ剤がつかないようにしっかり留めておきましょう。
続いて耳の付け根から真上に分けとります。
先程のこめかみからの横のスライスとぶつかるので、その部分を結びます。
この結んだ四角い範囲をセルフインナーカラーしていこうと思います。
毛量にもよりますが、ブロッキングは2本以上を推奨いたします。
細かければ細かいだけムラなく染めることができます。
今回は失敗しない!ムラにならない!セルフインナーカラーの解説になるので、根本は少し開けてブリーチを塗布していきます。
理由として、ブリーチは体温の熱によって根本だけ明るくなるいわゆる「根明」現象が起きてしまいやすい商材です。
根明になってしまうと、後で被せるカラーのコントロールや、髪が伸びてきたときにも根本の地毛とのカラーの明度の差も目立ちやすくなってしまいます。
そのため、根本に薬がつかない様に髪を結んだ状態で失敗しないようなブリーチカラー塗布をしていくことをお勧めいたします。
セルフインナーカラーなので、市販のブリーチの中でもムラになりづらいという泡タイプを想定して塗布してみました。
もちろん、クリームタイプのものでも大丈夫です。
ブリーチ剤などが手についてからだといろんなものが触れなくなってしまうので、あらかじめ準備物を用意しておいてくださいね。
インナーカラーのブリーチ塗布後のホイルワークも重要になってくるので、注意して見てくださいね。
準備物
●ブリーチ剤
●手袋
●カップ
●はけ、コーム
●髪の毛の長さよりも長いアルミホイル4枚
ブリーチは髪の毛の塗布量によって明度が変わりってしまいます。
そのため髪の毛が濡れている状態で塗っていくとムラになりづらく塗布ができます。
たっぷりブリーチ剤を塗布していきましょう。
ゴムの部分ギリギリを攻めるのではなく、ゴムの位置から1〜2cmほど下に薬を乗せていきます。
塗布を終えたら、毛束の上下にアルミホイルを当てて、挟んでいきます。
アルミホイルで挟むことによって保温されて、ブリーチ効果が高まります。
包んでいきます。
このように優しく握って棒状にします。
強く握るとブリーチ剤が飛び出てきてしまうので、優しく握る様にしてください。
液垂れしてしまうの可能性もあるので、折っておきます。
長い方は、3つ折りや丸めておきましょう。
ここから20分ほど放置します。
ちなみに準備物のアルミホイルは必ずこのような
髪の毛よりも長く切っておきましょう。
本来髪の毛は弱酸性なのですが、ブリーチ直後の髪の毛はアルカリ性に傾いており、その後のカラー剤が発色しづらい状態になっています。
サロンでは、バッファーと言って余分なアルカリを落とす処理剤を使って髪の毛をケアし、カラーの持ちをよくしています。
そのバッファー代わりになるようなご自宅でも真似できる美容師直伝の裏技をお伝えいたします。
準備物
●レモン(レモン果汁)
●コップ1杯の水
ブリーチが終わりシャンプーを終えました。
そこでレモン水の登場です。
髪の毛のケアと色もちカラー発色もよくしてくれるバッファーの代わりにレモン水を髪の毛に塗布してください。
この一手間でセルフインナーカラーもサロンクオリティーになりますよ。
ぜひこの方法を試してみてください。
髪の毛が当たりそうな肌の部分にラップを貼り付けます。
剥がれてしまうと言う方は、化粧水や水などで皮膚を濡らしてからやるとラップが張り付きます。
ラップだけだとひらひらして剥がれてしまうので、その上からマスクをします。
こうすることによってお肌が守られるので、真似してみてくださいね♪
カラーの発色をよくするための中間処理まで終えたら、ようやくカラーをのせていきます!
今回は、市販のカラートリートメントとカラーバターを使っていきます。
こちらを塗布していきます。
手にカラー剤を取り濡れた髪の毛に揉み込んでいきます。
根本の黒い部分から毛先のブリーチの部分にたっぷりむらなく行き渡るように、コームでとかします。
ラップでおおい、温風3分ほどで温めてから放置。
反対側は別の色も見ていきたいと思います。
同じく手に取り揉み込みます。
根本の黒い部分と毛先の金髪の部分がムラなく染まるようにコームでとかします。
同じくラップで包み温風で温めます。
仕上がりはこんな感じです。
ピンクの発色がすごく良く綺麗に染まりました!
ネイビーブルーはベースのブリーチの明るさが足りなく、緑に…
黄色の髪の毛に青いカラーをのれると緑色になってしまうので、注意が必要ですね!
A.ショートヘアの方もインナーカラーはかわいいと思いますよ。
ボブやロングヘア方だと、耳にかけないとインナーカラーが見えずにチラリと見せるヘアカラーですが、ショートヘア の方の場合は耳掛けしなくてもカラーが目立つのでアクセントになりかわいいと思います。
A.ブリーチなしでも大丈夫です。
ただし、上に被る髪の毛とのコントラストの差がないとインナーカラーが目立ちづらいので、5トーン以上差をつけるのをお勧めいたします。
シルバーにするか赤にするか悩んでいますが、何回ブリーチしたらいいでしょうか?
A.はい。入れたい色によってブリーチの回数は変わります。
髪質や、現状のカラーにもよりますが、赤なら1回シルバーなら2〜3回必要になります。
ただし、セルフカラーはダメージが出やすく、特にブリーチはトラブルになりやすいので、2〜3回以上のブリーチからのカラーを重ねるようなセルフインナーカラーは美容師などの専門家に聞いた方が安心です。
今回は根本までブリーチをしていないので、耳掛けした時も根本が綺麗に馴染んでナチュラルな仕上がりになりました。
流行りのインナーカラーをやると一気にトレンド感が出ますよね。
しかし、自分で色の選定などは少し難しいのかな?とも思いました。
もしやってみたいなというかたでお困りの方がいらしたら、お気軽にご相談ください。
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私は一番に大切にしているのはカウンセリングです。
様々な髪質や、骨格のショートヘア の方を8000人以上担当させていただきました。
その経験を生かし、一人一人に合わせた日常生活でお手入れのしやすく再現性のあるショートヘアを心掛けています。カットはもちろん、カラーも時間差をつけて塗っていくため伸びても根本が目立ちにくくオススメです。
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自分に似合うショートヘアにお困りの方は、是非一度ご相談ください。
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